萌えなめがね
私が小さな頃は、めがねと言うのはかっこわるい代表の様なものでした学校の身体検査で視力が悪いので めがねを掛ける様に指導を受けましたが、とうとう学生時代にめがねをかけることはありませんでした。そんな私が眼鏡の仕事につくとは思いもしま せんでした。
私がめがねをかけたのは、仕事についてしばらくしてからです。自分で自分のめがねを作りましたが、勉強の意味も兼て作ったもので、 正直その時もまだ、出来ればめがねはかけたくないと思っていました。それ以来数え切れないほどめがねを作って 来ました、めがねに触れないことのない毎日です。
自分でもめがねをかけて愛着のあるめがねも幾つかあります。自分で作ったからと言うのもありますが、 抵抗感がなくなりました。また、めがねに対する皆さんの意識も変わって来ているのを感じます。
最近テレビや映画、特にアニメなどには必ずと言っていいほどめがねキャラクターが登場します。萌えのキャラクター の必須アイテムになっています。
伊達メガネも街で掛けていらっしゃるのを見ます、タレントさんが掛けているため影響を与えているのでしょう。 ファッションの一部になっているこれはもう当たり前になっていて、実用的な物(視力を補う為の)から殻を破った 様な感じです。
めがね男子・めがね女子という言葉も聞くようになりました。視力がよくても、伊達メガネの丸めがねや アラレちゃんめがねをかけ歩いています。
昭和の時代にブームになったアラレちゃんめがねですが、平成生まれの若者には新しく映るのかもしれません。 時代は流れめがねの流行も変わっていきます。
ごく普通に伊達メガネやサングラスなどが街にあふれてめがねが、自分の個性を表現するアイテムの一つのとなって めがね男子・めがね女子たちがもっとめがねを楽しんでほしいなと思います。
若い世代のめがねのかけ方を見て、遊び心持っためがねも沢山出てくる土壌が整ったなと感じますが、シニアの方 もすでに視力補助のたんなる道具としてでは無くて自分を表現するもの としてお使いになっている方がいらっしゃる事を、楽しく拝見させていただいています。
こんな風なめがねに対する意識の変化を自分の中でも感じています。出来れば掛けたくなかった物から、積極的にかけたいものになって 顔の真ん中にのせて一番目立つ所にのせて自分をもっと表現出来たらと思っています。